2008年9月 5日
Google Chromeでポップアップがうまく開かない
Google Chrome βがリリースされたので、早速入れていろいろなサイトを見てみました。
レンダリングエンジンにはSafariなどに使用されているWebKitとのことで、現行動いているサイトでHTMLのレイアウトの崩れはありませんでした。ただJavaScriptでポップアップ表示させているサイトで一部他のブラウザと違う挙動をしているところがあったのでメモ。
window.openでポップアップウィンドウを開いたあとに、サイズ調整や位置調整をしているJavaScriptの実行順序によってうまく機能しない場合がありそうです。
以下サンプル(このサイトをポップアップして、フルスクリーンにするJavaScript)
サンプル(×)
実行順序
- window.open
- window.resizeTo(screen.availWidth,screen.availHeight);
- window.moveTo(0,0);
画面左上でちょこんと。
サンプル(×)
実行順序
- window.open(width,height,left,top指定)
うまく行く人もいれば、いかない人も。
サンプル(○)
実行順序
- window.open
- window.moveTo(0,0);
- window.resizeTo(screen.availWidth,screen.availHeight);
ばっちり。
という結果となりました。
なので、サイズ指定でポップアップウィンドウを開きたい時は、
位置をずらしてから、
サイズを調整する
というのが良さそうです。